美容師は誇り高き職業だ。
はい、タイトルの通りすこし入っています。(笑)
最近、アップ回数が減っているので、たまには長文コメントを・・・。
PRANAを始めて10年経ちますが、人材確保に10年間苦労しています。
今に始まった事ではなく、10年前からそうです。
僕は、単純にPRANAに魅力がないのでは・・・。
と、思っていました。
もちろん、今でもそれが原因ではないと、思っているわけではありません。
今でも、人気があって就職するのも難しいサロンがあるのも事実です。
僕が、そんなサロンオーナーになれればいい話ですが・・・。
それは置かせてもらって、話をします。
最近、美容師になる若い子が減っています。
僕が思うに割合では過去も今も変わらないと思います。
少子化の影響はありますが、美容師になりたいと考える若者はおそらく僕らの時代と同じ割合はいると思います。
しかしながら、大きく違うのは親や先生が美容師になる事を、勧めない傾向が現代は強くあります。
やめろと。
他を選択したほうがいいと。
理解できます。
整理して話します。
まずひとつ。
近年、美容師になるため、大きく制度が変わりました。
僕らの時代は、美容学校は1年間、インターンを1年した後国家試験。
そして、美容師免許取得。
学校期間は1年で、学費は100万ちょっとでした。
それが、僕より8年下くらいから美容学校は2年制になり、学費は200万~250万になりました。
そして、学校を卒業と同時に国家試験をして免許取得の運びになりました。
当時、僕は何のために2年制になったのかは、理解できませんでした。
しいていえば、インターン制度によって無免許美容師が増えている。
そんな、風潮がありました。
そのために2年制にしたんだと・・・。
いま、僕は思います。
そんな事ではない、少子化の未来を見据えて、学校関係者が儲けようとしたんではないかと。
現場の立場にいて、美容師の2年教育は、まったく必要ないと思います。
もっと、サクッと免許を取って現場に立たせろ!と。
3ヶ月で、30万くらいで美容師免許を取得させて、現場に立たせろと。
車の免許を取らせるくらいで充分だ!
あとは、俺たちがしっかり現場で育てるから学校はその程度でいいよと。
僕は真剣にそう思っています。
学校が。
そこが、そんなに儲けなくていいよと。。。
はい、すみません。(笑)
ある、美容コラムにこうありました。
昭和40年生まれ代。(僕らの時代、僕は46年生まれ)
18歳になって、高校を卒業して、就職するのか、進学するのか、専門に行くのか?
悩んだ僕らの同級生は同じ年タメが200万人ちょっといたそうです。
それが、徐々に減少。
今の3歳。(あいのすけの年齢)
が18歳になった時のタメは46万人だそうです。
僕らの時代の1/4です。
人口が3/4も減るのですから、単純に60~70%の私立大学は経営破たんに追い込まれます。 (極例ですが。)
そんなになったら、美容学校は存在できるのでしょうか・・・。
美容師の平均勤務年数(離職までの平均値)は1年8ヶ月だそうです。
これは、僕の時代からも、おそらくたいして変わっていません。
時間をかけて、お金をかけて、美容師免許を取得したものの、美容師をやっていない人は
日本に腐るくらいいます。
そういった現実を知っている近年の親や先生が、よっぽどの覚悟がない子供に、
美容師を勧めないのは、理解できます。
美容師はいい仕事です。
誇り高き仕事です。
僕らの仕事は、おそらくあと20年先でも、コンピューターが変わりに出来る事はないと思います。
僕たちはすごくいいお客様に恵まれ、753、成人式、結婚式、出産、その赤ちゃん。
長く担当したおばあちゃんの亡くなったときに、髪を整えさせていただいた事。
そんな、人生の記念の節目節目に何度も携わってきました。
僕が思うに、今からの15年~20年の間に、日本は想像を超える変換が訪れます。
これは、少子化という人口減少による戦後今までにはない局面です。
これを、どう考えていくのか?
真剣に考えていかないと。
僕は、人任せにはしません。
PRANAは頑張ります。
まぁまぁ、言いたい事いっておいて、いつも落ちがなくてすみません。
でも、頑張ります!
美容師は、誇り高き職業です!!